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本作は、優しい形姿に仄かな緋色と情緒溢れる鉄絵が彩りを添えており どこまでも作者らしい志野の世界が広がっている〝穴窯志野〟の優碗と言えましょう。掌に収まる感触は心地よく、静謐でありながらも力強さを兼ね備えたこの茶碗は、一瞬にして観る者の心を捉えます。
作者はかつて、筍絵の志野陶片を発見した場所に竹を二本植え、竹は年々殖えて藪になったと云います。 竹のように身近なモチーフでの墨画はいくつも残っていますが、筍ではなく竹を描いた茶碗は大変珍しく稀少です。
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