藤田喬平1921-2004

東京生まれ。

東京美術学校で彫金を学びますが、途中でガラス工芸に転向します。

その後イタリアに渡り、色ガラスと金箔を混ぜた「飾筥(かざりばこ)」や、ベネチアングラスの花瓶など、伝統的な技法を現代感覚で蘇らせ、独自のガラス工芸分野を確立したました。

代表作である「飾筥シリーズ」が発表されると欧米で大きな反響を呼び、「フジタのドリームボックス」の愛称で親しまれました。

2002年にはガラス工芸家として初の「文化勲章」を受章しました。