川喜田半泥子1878-1963

大阪生まれ。
若くして三重県の財界で活躍する一方で、陶芸・書・絵画・茶道・建築・俳句など幅広い領域で数多くの作品を残しました。
金重陶陽や荒川豊藏、十代三輪休雪と結成した、からひね会は今なお日本陶芸に影響を与えており、まさに近代を代表する数寄者です。
唐津や井戸、刷毛目、萩、赤絵、志野、瀬戸黒、楽、織部など多彩な作品を、陶芸家にはない自由奔放な作品を生み出しました。