十三代今泉今右衛門1926-2001

佐賀県生まれ。十二代今泉今右衛門氏の長男。本名は善詔(よしのり)。
隆盛を極めた色鍋島を今に伝え団体として、色鍋島今右衛門技術保存会を組織し、1976年人間国宝の団体版といえる重要無形文化財保持団体として登録を受けました。伝統的な色鍋島の装飾技法に加え、吹墨技法の応用として、酸化ウラニウムを霧吹きで吹き付けて背景地を灰黒色に埋める薄墨技法などを開発し、色鍋島に新境地を開きました。
パブリックコレクション
東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、茨城県陶芸美術館、長崎県美術館、今右衛門古陶磁美術館、菊池寛実記念 智美術館