十四代今泉今右衛門1962-

佐賀県生まれ。
色鍋島の名門一族に生まれましたが、大学では金工を専攻、その後に福岡で服飾や食器を取り扱う会社でサラリーマンをしていたなど、奇抜な経歴をもちます。こういった経験が基となった自由な発想力と家業の伝統技術とを融合させ、墨はじきやプラチナ彩などの新たな鍋島焼の世界を切り開きました。
2014年には陶芸分野史上最年少の51歳で人間国宝に認定され、伝統工芸の継承発展を担う旗手として第一線で活躍しております。
パブリックコレクション
文化庁、東京国立近代美術館、兵庫陶芸美術館、佐賀県立九州陶磁文化館、MOA美術館、敦井美術館、井村美術館、太宰府天満宮宝物館、祐徳稲荷神社、佐賀銀行、大英博物館(イギリス)、オークランド博物館(ニュージーランド)、薬師寺、茨城県陶芸美術館