岡部嶺男1919-1990

愛知県生まれ。父は、加藤唐九郎氏。
窯業家の祖父から轆轤や窯焚の技術などを幼少期から学び、第二次大戦後に本格的に作陶を始めました。叩きと縄文を駆使した躍動的な造形感ある織部で名を馳せた後に、青磁へと作陶の方針を転換しました。粉青瓷・二重貫入・窯変米色磁を完成させ、土を宝石に変えたと讃えられ、宋代の青磁を凌ぐ完成度と称されました。
パブリックコレクション
東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、ポーラ美術館、メナード美術館、木村茶道美術館